
山整備で春の訪れをリアルに感じた
この週末も、借りている古民家シェアハウス の裏山の整備をしていた。枯れた竹林を切り倒し、下山して運ぶ。この繰り返しで、手作業きわまりないが、楽しい。そして、そこかしこに春の訪れを感じた。
古民家シェアハウスもうごきがあり、シェアハウス 以外のいろいろな事業や取り組みがスタートしている。そのひとつが、敷地内の1組限定のキャンプ場計画!
この里山の環境を、いろんな人に楽しんでもらえる場所にしたいという運営メンバーの想いからだ。住民の私たちもできる範囲で手伝うつもり、主に山整備で!まあ、まだ荒れてますが・・・。

先日シェアハウス のメンバーでやって整備はだいぶ進んだが、ゴールは、ここでデイキャンプできるようにすること。それには、まだまだ。やることはたくさんだ。
さてどうやって整備をしているか写真とともにご紹介。この小さな山に生えているのは主に杉、そして竹林だ。いまは枯れたり、折れてる竹林の整備を中心に進めている。

1.まず竹を切る
竹専用ののこぎりで切り倒す。ギギギッと倒れる瞬間は気持ちよくて、整備のハイライトだ。

2.運ぶためにカットする

切り倒した竹をさらにカット。ちなみにこの軍手はワークマンプラスで購入。ワークマンプラスは、欲しいものがある、コスパいい、ちょっと可愛いの三拍子がそろってて山ガールならぬ山整備レディには最高です。
前に普通の軍手で作業してたら、謎のとげとげがぶっ刺さり、流血。この本を読んで、軍手は革手袋など厚手のものがよいことを知った...。森林整備ビギナー向きの内容でおすすめ。
3.運ぶ
これが今やってる作業の9割といっても過言ではない。例えば、この竹を下におろす。

竹を山道で運ぶのはなかなか大変。安全を確認して、おりをみて下に投げている。
ぶん投げるわたし。みつめる娘。

そして母がぶん投げた竹を運んくれるこどもたち。自分よりずっと大きな竹を運ぶふたりに成長を感じて感無量。

この作業の繰り返しだ、基本。ふだんリモート勤務で座りっぱなしなので登り降りだけでいい運動、というか、正直しんどい。でも、終わると頭がスッキリして清々しいのだ。
普段の仕事ではオンラインチャットの通知がひっきりなしに飛んできて、複数の仕事が常に進行している状態。いつも、何かをしながら何かを気にしている。でも、ここではひとつの作業に集中できる。何者にも邪魔されない。作業しながら、自然とひとつになっていくような感覚もあり、心地よいのだ。
そして、山では春の訪れをそこかしこに感じた。いちばんは、ところどころに残る、猪がたけのこを掘り返したあと!

たけのこの若い芽を掘って食べているのだ。猪たちは本当にめざとい。人間にも少し残してくれるといいんだけど。
そしてキャンプ用のウッドデッキに動物の足跡もみつけた。

なんだろうなあ・・・。蹄じゃないからキョンではないかも。たぬき?食べ物を探しにおりてきたのだろうか。
田んぼの畦道から聞こえてくるカエルの合唱も、だんだんとおおきくなってきた。生き物たちがゴソゴソと動き回る気配を感じながら、竹を切り、運んだ週末だった。春は確実にやってきている。
《いすみ古民家シェアハウス Bamboobase》
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