
子連れ(1歳&3歳)在宅勤務の激闘40日間
1歳息子&3歳娘の保育園が、新型コロナウイルスの影響により、休業になったのは、4月半ばだったろうか…。もはや記憶も定かではありませんが、恐らく今日で子連れ在宅勤務が40日ほど経ったと思います。
子連れ在宅勤務、子供がいる自分でもなめてました。いや、ほんとに、想像していたより、10倍ぐらい大変でした。

私のオンラインMTG中に「あいうえお」を大声でかぶせてくる娘。

私の膝にのしあがってきて、パソコンを閉じようとする息子。
可愛い。でも仕事はできない。
最近、こんな調査結果が出ていました。このニュースを見て、えっ35%の人は中断してないの?どうやってるの??と思ってしまいました。
我が家は全力で「育児で仕事中断」です、はい。
このnoteでは子連れ在宅勤務にわが家がどう奮闘してるのか、やってよかったことをご紹介します。
同じ様な境遇で今日も一生懸命頑張ってる誰かのお役に立てれば嬉しいです。
1.我が家のリアルな状況
我が家の状況はこちら
・こども: 1歳10ヶ月息子(動ける怪獣)と3歳9ヶ月の娘(おしゃま全開)
・夫: 在宅勤務
・私: 在宅勤務
この四人で千葉県でマンション暮らし。子どもたちは0歳から保育園通い。夫婦共に都内の会社へ通勤してましたが、3月からフルリモート勤務になっていました。
例えば、最近のわたしのとある1日はこんな感じ。
5時 起床・仕事のメールなどチェック
6時 子ども達起床。朝ごはんのあと、掃除、洗濯など家事
8時 仕事開始。(午前子ども担当の夫が子供たちを散歩に連れ出す)
10時 ごはん準備・昼ごはんタイム
11時 子どもたちの水遊びをみながら仕事
13時 下の子の昼寝寝かしつけ
14時 上の子のお絵かきをみながらMTG
15時 おやつタイム。
16時 子供たちテレビタイムスタート(Eテレ)。その間に仕事する。
17時 晩御飯つくる
18時 晩御飯・後片付け
19時 夫と子どもがお風呂の間に仕事
20時 寝る前のひと遊び
21時 寝かしつけ。
22時 子どもたち就寝。自分も寝落ち。
この日に連続作業できたのは起床直後と午前中の2時間、夕方1時間ぐらいだけ。あとは、子どもを見ながらやれるときにやる、という感じです。
子連れ在宅勤務が始まってすぐは、子どもが寝た後に仕事をしてみましたが、体力的にすぐ限界に・・・。ちなみに夫は朝4時に起きて働いているようです。ひいい。

というわけで、レスは遅いし、作業効率もやっぱり落ちており、チームメンバーに支えてもらう毎日です。本当にありがたい。。みんな大好き。
さて、ここからは試行錯誤した約40日間で、やってみたことを書きたいと思います。
2.午前/午後の子ども担当をゆるめに決める
毎朝、夫とその日のスケジュールを確認して、ホワイトボードに記入。お互いのMTGがかぶった時は、子供達が大好きな映画タイムにしよう、など作戦を決めています。

さらに、夫と午前午後で子どもたちの「ゆるメイン担当」を決めています。メインじゃない人は、その時間帯は基本的には仕事に集中。ご飯とかは一緒にあげるし、ゆるめにするのが味噌です。(きっちりやると揉める)
集中できる時間帯が、例え2時間でも1日のなかであると、仕事もはかどるし、何より精神的にもグッド。
3.自宅を保育園化するために投資
平日は保育園、土日は田舎の家に出かけてる事が多かった我が家は、おもちゃがもともと少ない状況でした。
しかし、これは我が家の緊急事態。補正予算を組んで、子どもたちが大好きな保育園の様な環境をとことん作ろう!!と決めました。
まずは、ままごとキッチンを購入。フライパン、エプロンなどの備品も投入。娘は大喜びで一日一回はキッチンに立っています。

そのほか絵本に、パズル、工作用のハサミや糊など文房具一式。娘が好きなプラレールも追加で買いました。汚れても掃除しやすいように今更ながらジョイントマットも投入。
見違える、我が家・・・。
そして自分たちでお片づけしやすいように、各おもちゃ箱に、おもちゃの写真を貼ってみたり。こういう環境作りも保育園を真似てみました。

4.保育園の先生向け情報を活用
さあ、一番大変なのが遊びです。家の環境を整えたとて、限界あり。
公園も遊具や砂場は使えないという閉鎖状態。家で身体を動かす工夫もいるなと思っていました。

1歳と3歳は発達段階がかなり違うので、二人が一緒に楽しめること、というのも遊びのポイントです。
そんな時に役に立ったのが、保育園や幼稚園の先生向けの情報サイトや動画。
乳児向けの室内遊びのアイデアが満載なのです!
「束ねた綿棒に絵の具をつけて、お花の絵を描いてみよう」とか、自分では逆立ちしても出てきません。
人類の叡智がここにあり。
我が家でヒットしたのが新聞紙で作ったボールによる玉入れゲームです。
この記事を参考に我が家でも玉入れごっこをやってみました。

カーテンにビニール袋と牛乳パックで作った玉入れを吊るし、「よーい、スタート!」
運動会の音楽も流しながら、「さあ、何個入れられるかな〜!」と私は実況中継。子どもたちは大興奮でジャンプ&シュートをし続けていました。
玉入れの高さの違いで1歳も3歳も同時に楽しめる遊びです。
嬉しいことに、材料は牛乳パックなど家にあるものや100均で手に入るものばかり。
ゴミにしか見えなかった牛乳パックやペットボトル、マヨネーズの容器などが大切な資材に見えるようになりました… 。
5.時間を決めて「ディズニーチャンネル」と「Eテレ」
子どもたちにテレビももちろん観せています。しかし、何時間も観せてしまった後の、後ろめたさよ・・・。下の子は飽きちゃいますしね。
そこで、1日映画1作品&夕方4時からのEテレの子供番組のみ!と決めることにしました。
入ってみてよかったのが「ディズニーチャンネル」。定額でディズニー作品見放題という、かなりのコスパの良さで、これはおすすめです。
一番のヒットは「ズートピア」。姉が好きなプリンセス系には反応の薄い1歳息子も、ユーモラスな動物たちに見入っていました。
そして「いないいないばあ」「おさるのジョージ」などなど、子どもたちが大好きな番組を放映しているNHK Eテレ様は神です、はい。
6.アプリで自分の仕事のログをとる
子連れ在宅勤務当初、自分が1日の中で、どのくらい働けているのか、さっぱりわからなくなり、かなりヤキモキしました。そこで使い始めたのが同僚から教えてもらったアプリ「 toggle」。
一日の時間の使い方を見える化してくれるタイムトラッキングサービスです。これがある日の私のtoggle画面です。原稿書きの細切れぶりがひどい・・。

客観的に自分の履歴が見られると「あの問い合わせ数、30分で返せたのは、よくやった」とか、自分で自分を褒められるようになります笑
集中力が増すし、子連れ在宅勤務の後も、ずっと使ってこうかな。
こんな働き方もあるんだなあ
さてさて、正直しんどいな毎日ですが、24時間、子どもといられるなんて、1年未満で切り上げた育休以来。
イライラする事も多々あるけど、可愛い子どもたちと一緒に居られるのは、やっぱり楽しい。成長が面白い。
そして、晩御飯を夫と子どもたちと一緒に6時から食べられる生活はいいなあ。
リモート勤務はこれからも続けたいなあ、と願ってしまいます。
そして、会社のオンラインMTGに乱入している娘は、すっかり会社のメンバーと仲良しになりました。
私と一緒にチームメンバーへの誕生日祝いカードを作成、みんなに褒められて大喜び!そしてチームメンバーが子供に歌を歌ってあやしてくれたり、オンライン越しに遊んでくれて、もうほんとありがたいしか言えない。
こういう時間も、なんかいいなあ。

期せずして新しい働き方を経験しているけど、この暮らしでよかったことは、忘れずにいたいものです。大変なことも、きっと笑い話になるはず!
さあ残り短い(きっと)子連れ在宅勤務ライフ、来週も頑張ろう!